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植物は人間とのスキンシップが嫌い

植物がいとおしくて触ってしまう人

実はあなたは植物に嫌がられている

どんなに優しく撫でても!

 

剪定や植え替えなどの大手術が

植物に影響を与えるのは

当然なのだが

 

オーストラリアノ学者によると

風で植物同士がふれたり

虫が触れても

30分以内に10%のゲノムが変化してしまうそうだ

 

この変化にエネルギーを使うため成長が

遅れてしまうらしい

 

密集、虫、気候これらが

植物に大きな影響を与えるのだが

ゲノムの変化はこれらに対応するためらしい

 

具体的にはミトコンドリアが

操作しているようだ

 

じっさい

触れられて育つと

太く低い形になり

病気にも強くなるらしい

ヨーロッパからアジアへ

ポルトガルから出発

ヨーロッパも南の国々では

あきらかに(イギリスやオーストリア等とは)物価が違い

ボクのお財布にも少し余裕が出てきた

 

そこでもう少し冒険を続けることにした

ポルトガルから一度アテネに戻り

そこから列車にのって

地中海を渡りトルコを目指した

 

ポルトガル出発の前日

牡蠣の缶詰めを食べていたぼくは

その後、体調不良に見舞われる

牡蠣が原因とは思えないが

兎に角何もすることが出来ず

一日駅のベンチで寝る事になった

日本から持参した薬が効いたのか

一日で何とか持ち直しフェリーで

一路アテネに向かう

 

フェリーの乗車券は何と

甲板にしか滞在できないチケットがあった!

前日の体調不良の事もあり

追加料金を払って船内のソファーには座れる

チケットにした

 

船内にはマティスの「ダンス」があった

勿論ポスターだがとても印象に残っている

 

当時はマティスさえ知らないボクだったが

本物とはこういう無知な人間にでさえ

多くの物語を語りかけてくる

 

アテネについて

ユースホステルで一泊した

駅にはいってみたものの

何か言葉にできない恐怖を感じて

分かりやすく言えば

ヨーロッパとはまた違う世界に渡ることに

怖気づいてしまったのだろう

 

 

翌朝起きて持ち歩いているパンで朝食を済まそうと

カバンをあけると!!

ネズミがボクのパンをシェアしていた

パンの耳全部と

柔らかいところも半分残してくれてはいたが

食べる気にはならず(当たり前)・・・

そしてボクは新たな世界へ旅立った

 

 

 

トルコへ
駅で変な東洋人に出会った
アーミーキャップをかぶり
痩せて目がギョロギョロして
やたらひげが濃い
ちょっと警戒しつつ話してみると
日本人だった(沖縄の人だった)
目的地は同じだったので同行することになったが
この道連れ、この先30年以上続くとは
当時まだ全くもって想像もしていなかった
(これはまた別のお話)
イスタンブールへは列車で到着
ギリシアとトルコ
なるほど未だ確執のある国同士
というのも納得の距離だった
世界三大料理と呼ばれるだけあって
とても美味しいご飯にありついた
さてカッパドキアに行こう
バスで2日の工程だ
ターミナルには行ってビックリ
野球のスタジアムのような広い場所に
人、人、人、そして
あらゆる方面行きのバス
とても目的のバスにたどり着けそうもない
と思った瞬間
子供がやって来て案内してくれた
バス会社に雇われているようだ
バスに乗ること丸二日
テレビで見た
コロンをバスの運転手が乗客に配るシーンが
現実のものとなって目の前で展開された
乾燥しているのでそんなに臭わないのだが
(ボクはそう信じている)
カッパドキアの近くの街でバスを降り
当時はそこからヒッチハイクだ
この工程は何似に例えたら良いだろうか?
スターウォーズ・エピソード4で
C3POとR2-D2が砂漠の星を
とぼとぼ歩いていた感じに似ている
とても地球上の光景とは思えない様な景色
遠く地平線の向こうまで続く道から
蜃気楼のように現れた影
(ロバとおばあさんだったが)
少しづつ近づいて来た
結局乗せてもらっは
トウモロコシを積んだトラックで
スピードメータがカメとウサギだった
(冗談ではなく本当に数字で無く絵が描いてあった)
そうだなやっぱり
猿の惑星みたいだな
ちょっと似ているけど
なんだか違う星に来たような
違和感
カッパドキアには今でも人が住んでいる所もあり
ぽつぽつと明かりがともっている洞窟もあった
不思議な異世界だった
旅のエンディング
再びアテネに帰った僕たち
ボクはローマ観光をしてから帰国する
彼「ジュンジ」はアフリカへ向かうらしい
その風貌にその帽子
アフリカに行ったらきっと
レッドアーミー(日本赤軍とういテロリスト集団)
に間違われるから危険だと告げると
彼も納得して帽子をボクに預けた
この出来事がこれから30年以上の
道連れに関係するのだ
とりあえず「ジュンジ」とはここで一旦別れ
ボクはローマ観光に
そこで出会ったIさんが何と醤油くれた
卵にかけて食べた醤油の美味い事!!
長期旅行に醤油は必需品だ
向こうのお肉は厚切りだが
スライサーの目盛りが大きいわけでは無い
薄切りに使ったことが無いだけだ
厨房の中に入って
ボクが目盛りをセットして
肉をすき焼き用にスライスしてもらった
その時いた日本人たちですき焼きパーティーをしたのだ
現地を離れる時に日本食でパーティーもなんだが
出発までローマの遺跡巡りをした
何処へ行っても
ネコ、ねこ、猫
皆、ご飯をくれるスポンサーがいたのだろう
大きくて幸せそうな猫ばかりだった
その後日本で自分が野良猫に
ロックオンされるとは(二度も)思いもしなかったが
この出来事もその後の人生に大きな影響を及ぼすのだ
チケットの期限ギリギリまで
現地で遊んだ
国鉄の社員食堂を見つけて
利用していたので
食事にも苦労しなかった
出発当日
アテネの空港はストライキがあった
何時間待っても出発便の案内が出ないのだ
それもあちらこちらの空港でだから
もうぐちゃぐちゃだった
結局、帰りもカラチで一泊となった
ストで遅れたためカラチからの便は
ジャンボ機に4、5人の乗客しかいない状態で
日本まで飛んだ
もちろん4座席の手すりを上げて寝て帰った!
帰って何をしようか!
とりあえずローマで決めたことがあった
成田から大阪まで歩いて帰ろう!
さあ、また楽しいぞその思いと共に
飛行機は無事成田に到着
そして第一回目の東京➡大阪の冒険が始まるのだ
そして次の冒険は新聞にも載るのだが
つづく

冬の花

冬至

冬至では1年で太陽が顔を出す時間が最も短い日である

12月22日頃この時期朝から穏やかでお天気がよい日の事は「冬晴れ」「冬日和」「冬うらら」というらしい。だから「今日は小春日和だね」などと言うと「分かってないなこの人」と冷ややかな視線をお見舞いされるのである!

ニホンスイセンは花が白く中の軸が黄色いスイセンだが。花の少ないこの時期に可憐な花で人々を楽しませてくれる代表選手である。元々は地中海原産だがシルクロードを通りはるばる日本にやってきたのである

この時期は植物の活動も極めて少なく広葉樹などはほぼ熊のようにとうみんちゅうである。常緑樹はそれより原始的なため効率悪く少し活動しているのだ

とは言えほとんど植物は厳しい寒さと日照不足を乗り切るため活動を抑制しているので人間が構う事はあまりない

したがって今日は別の野外活動の話である

現在、太陽系では惑星直列という現象が起きている。21日がピークなのだが、太陽系の惑星が串団子のように直列するのわけでは無く、95度くらいの範囲に集まってくる現象で星空を見上げると普段一緒に見る事のない惑星たちが一堂に会しているのだ。また冬の空気は冴えているので普段以上に明るく大きく見える惑星もあるので、とても見ごたえのある空となっている。少し早起きして月のように輝く金星とその他の惑星を見てみよう!くれぐれも暖かくして外に行くように!

いよいよ師走

大雪

大雪の頃になるとビワの

オフホワイトで少しずんぐりとした花が、もこもこと咲き始める

毎年のようにビワの花ってこの時期だっけと?何故か不思議に思ってしまう

花の少ないこの季節にさくためだろうか?花の存在に違和感を感じてしまう

夏前には実の中に大きな種を抱えている

植えて観葉植物のように鉢植えにして楽しんだり盆栽にもなるのだ

ゴワゴワとした葉っぱが独特の存在感だ

ほかにもアボガド、アケビ、ミカンなど

スーパーに売っているフルーツの種でも簡単に芽が出て

育てることが出来る

家ではもうじき20歳のグレープフルーツ

(フランス人がカリフォルニアで有機で育てたグレープフルーツだ)

やプルーン、アケビが元気に育っている

途中で落としてしまって枯れてしまったがポポーなども目が出るには出た

来年、暖かくなったら再びアボガドの鉢植えに挑戦してみようか?

(寒さ対策を怠ったため死んでしまった)

今日は小雪です

小雪になると野外での作業はどうなる

勤労感謝の日の前日が小雪、例年の気温ならば北の方では雪が降り始め、北海道では根雪になるらしい。関西でも最低気温が10度を切り始めるのがこの頃

我々野外での仕事着は防寒の下着が必須!お弁当のご飯も冷たくのどを通りづらいため食欲も落ちてくるのだ。野外での仕事は辛い時も多くなり始めるがまだ日差しがあればしのげるというのがこの時期

境界線

人間の苦労をよそに木々は着実に冬支度を進める。紅葉の美しさは最低気温が決め手、一気に最低気温が下がり木々の葉はドキッとするくらいに。箕面の山々ではまるで炎の様な紅葉に目を奪われるようになります勤労感謝の日(祝日)は多くの見物客でラッシュの電車並みの賑わいついでに道も混むので仕事の時は本当にうんざりするのである。

各家庭に植えた柿の実も熟して落下してくるようになるが、採らずに置いておくと大体ヒヨドリ、スズメ、ムクドリがやって来てたいらげてしまう。民家の庭先ならそれでいいのだが、これが里山の民家となると事情が違ってくるのだ。里山は動物たちの世界との境界になるため、このように動物たちが食べるに任せていると、そこが餌場となってしまう。昨今イノシシによる農産物の食害が取りざたされているが、もし熊など人間にとってもっと危険な動物がやって来てしまったら、どうなるか?人間と自然が調和するためには確かな境界線が必要なのである、お互いを守るために!

今年もノラガーデンの畑にはイノシシがやって来ており、フェンスの周りを掘り返し必死で侵入経路を探していたようである、正直気が気ではなかったが、無事にサツマイモ、里芋と収穫できほっとしている。

もしイノシシ達に通貨制度があればこんな風に人の畑で盗み食いなんてしなくてもいいのだろう。人間は素晴らしいシステムがあって幸せだ