九州の大牟田市1965年当時は今からは想像もつかないほど活気にあふれた町であった、国鉄(現在のJR九州)と西鉄の特急がとまり、デパート、映画館、動物園などの娯楽施設はもちろん、公共設備も充実していたため福岡市はもちろん大阪や東京といった大都市にさえ引けを取らない町だったのだ。
そんな町の目抜き通りに「テーラエガシラ」という一軒の紳士服店があった。20世紀末ディオールやグッチの発表した黒くて細身で丈の短いスーツのモードにも引けを取らない作品を生み出す店であった。店の主人はお客のイメージを形にするのがとても上手く店は沢山の職人やお客でにぎわっていたのだ。この店のオーナー夫妻の次男坊としてうまれた男の子がこのブログの主役「のら爺」である。彼は60年代後半からのヒッピー文化を肌で感じながら育ち、身の回りはファッションに囲まれていたためだろうか?「大人になったら髪を伸ばしおしゃれに決めるぞ」と小学校入学前には決意したようである。
綺麗なもの好きに育った「のら爺」その後の人生も綺麗なものを追求することになっていくのであった。
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